こんにちはけんぞーです。
ロードトリップ北島第2弾はロトルアからウェリントンへの道のりです!
ニュージーランド北島のほぼ中心部を走るロトルアからウェリントンへのルートは、湖や山、自然あふれる国立公園といった見どころがぎゅっと詰まったロードトリップにぴったりの道のりです。
火山活動によって生まれた大地や、国内最大の湖・タウポ湖など、自然のスケール感を肌で感じられるのが魅力。
さらに「世界一クールなマクドナルド」や、ユニークなアクティビティ、地元グルメまで揃っているため、移動そのものが旅の大きな楽しみに。
今回は、実際に私たちが訪れたスポットやおすすめしたい立ち寄り場所を中心に、ロトルアからパーマストンノース経由、ウェリントンまでの旅をご紹介します。
- ロトルアからウェリントンまでの道のりとその見どころ
- Lake Taupo(タウポ湖)周辺の観光ポイント
日程・ルート
今回はロトルアを出発して、ウェリントンを目指しました。ノンストップで運転しても6時間かかり、冬で火が沈むのも早かったので、ウェリントンからおよそ2時間のパーマストンノースで1泊し、翌朝ウェリントンを目指すプランで行いました。
パーマストンノースについて
ロトルアを出発しておよそ6時間、北島を南下してたどり着くのがパーマストンノース。
首都ウェリントンに近く、街自体は落ち着いた雰囲気の地方都市です。大学や研究機関が集まる学園都市としても知られ、滞在先としては静かで居心地の良い場所でした。
ロードトリップの中継地点として宿泊するのにちょうどよい立地で、食事や街歩きも十分楽しめます。
実際のルート
- 9:00Aratiatia Rapidsへ向けてRotorua出発
およそ50分の道のり
- 9:50Aratiatia Rapids到着
Aratiatia Rapids では夏は1日4回、冬は3回、ダムの開放が行われます。
- 11:00Fuka Falls到着
毎秒22万リットルの水が流れる滝!
- 11:30Laka Taupo到着
世界一クールなマクドナルドへ
- 13:00Lake Taupo発
湖畔を90分ほど散策
- 14:30Tongariro National Park Visotort Center着
自然・マオリ展示物を見学
- Desert Road 通過
- 18:00Palmerston North
Wellingtonから約2時間の街
- 19:00Beaver & Bear
カナディアンレストラン!
- 21:00散歩ののち宿へ
- 翌朝ウェリントンへ
Aratiatia Rapids(アラティアティア ラピッズ)
おすすめ度:★★★★☆


Aritiatia Rapidsでは、ダムの水が一気に解放される様子を見ることができるスポット。
解放時間は夏は1日4回、冬は3回設定されており、私たちは10時の回に合わせて訪問しました。
最初は何もない岩だらけの地面が、数分で轟音を立てながら急流へと変化する光景は圧巻。約30分ほどの見学でしたが、旅の始まりにぴったりな迫力ある体験でした。
トレイルを10〜20分ほど歩く必要がりますが、無料で楽しむことができ、スケジュールが合う場合には、非常におすすめです。
- 所在地:630 Aratiatia Road, Rotokawa 3378, New Zealand
- ロトルアから車で約50分〜1時間
- 特徴:ダム解放による毎秒8万リットルが流れる急流、迫力の景観
- おすすめポイント:ロトルアからの道中にあり、無料で楽しめるため、休憩がてら立ち寄るのも○
- 注意点:放水時間を事前に確認しましょう
- 夏(10月〜3月):10:00am, 12:00pm, 2:00pm, 4:00pm
- 冬:(4月〜9月):10:00am, 12:00pm, 2:00pm
- 所要時間:約30分
Huka Falls(フカ フォールズ)
おすすめ度:★★★★★


続いて訪れたのは、ニュージーランドを代表する滝のひとつHuka Falls。Aratiatiaから車で30分ほどの距離にあります。
毎秒22万リットル以上の水が一気に流れ落ちる光景は、とにかく迫力満点。青く輝く水面と轟音は一見の価値ありで、Lake Taupo周辺を通る・宿泊するならここは必ず立ち寄るべきスポットです。
- 所在地:6Wairakei, Taupō 3384, New Zealand
- Aritiatia Rapidsから車で約30分、Lake Taupoから車で約10分
- 特徴:毎秒22万リットルの水が一気に落ちる迫力は息を飲む美しさ
- おすすめポイント:近くまで歩いて滝の音や水しぶきを感じられ、迫力を全身で楽しめます
- 所要時間:約30分
Lake Taupo (タウポ湖)


Lake Taupoはニュージーランド最大の湖で、まるで海のようでした。湖畔には散策路やカフェ、観光施設が点在しており、ゆったりと過ごすことが可能です。
夏はSUPやカヤックなどが楽しめ、年間を通して楽しめるボートツアーでマオリの石彫刻を間近で見ることもでき、アクティブな体験も楽しめます。湖畔の景色を眺めながらの散歩もおすすめで、自然の美しさを満喫できるスポットです。
そのほか、湖畔にはマオリ像や、湖に浮かぶホールを狙ってゴルフを楽しむアクティビティなどがあります。
- 所在地:181/151 Lake Terrace, Hilltop, Taupō 3330, New Zealand
- 特徴:広大な湖と周囲の自然が穏やかで、美しい景色をゆったり楽しめます
- おすすめポイント:ボートクルーズでマオリの石彫刻を見ることができます。
- bookmeを利用で最大50%超割引
- 所要時間:約30分
世界一クールな McDonald’s in Taupo
おすすめ度:★★★★★


Lake Taupo周辺でまず最初に訪れたのは、世界で最もクールなマクドナルド。
その驚くべきポイントはなんと客席が飛行機の中にあることです!!
客席が実際の飛行機の座席になっているユニークなマクドナルドで、食事だけでなく、訪れる楽しさも味わえます。


- 所在地:6Wairakei, Taupō 3384, New Zealand
- Lake Taupo中心地
- 特徴:飛行機の座席に座って食事ができる珍しい体験型店舗
- おすすめポイント:飛行機の中で食事ができるのはもちろん、コックピットの様子も見ることができます!
- 所要時間:約30分
Tongariro National Park(トンガリロ国立公園)
おすすめ度:★★★★☆


午後には、道中を少し迂回してトンガリロ国立公園へ立ち寄りました。
ビジターセンターを訪れると、火山に関する展示やマオリ神話、動植物の解説などがあり、とても興味深い内容でした。
スキー・スノーボード・トレッキングなどのアクティビティも楽しめる国立公園です。
ただし、この日は天気が荒れており雪まで降り出し、道路にはチェーン規制がかかるほど。道路のコンディション悪化が心配だったので、ビジターセンターのみをサクッと訪問程度にとどめました。
冬に訪れる場合は必ず天候をチェックしてから向かいましょう。
また冬のトンガリロトレッキングは上級者向け。もし挑戦するなら、事前準備と計画が必要です。訪れるなら夏の方が安心して楽しめます。
- 所在地:Whakapapa Village State Highway 48, 3951, New Zealand
- Lake Taupoから車で約1時間半
- 特徴:火山や噴火口の景色、ハイキングコース、マオリ文化の展示など、自然と歴史を同時に楽しめる
- 注意点: 冬季は天候が不安定で、チェーン規制の可能性あり
- 所要時間:展示見学・〜1時間、トレッキング・最大9時間超
Desert Road(デザート ロード)
おすすめ度:★★★★★
Desert Roadはタウポとトンガリロエリアを結ぶ高原の一本道で、荒涼とした大地と遠くの山々の景色を楽しめます。
今回はあいにくの天気で、いい写真も撮れず、景色もほぼなにも見れませんでしたが、晴れていれば広々とした開放感があり、車窓から壮大な景色を眺めるだけでも旅気分が盛り上がります。
天気が良ければこのサイトのような景色が楽しめます!
- 所在地:MAPリンク
- 特徴:広大で開放感のある高原の風景を車窓からゆったり楽しめます
- おすすめポイント:晴れていれば広大なNZの自然風景が楽しめる
Bever & Bear (ビーバーアンドベアー)
おすすめ度:★★★★★


長時間のドライブを終えてたどり着いた宿泊地、Palmerston Northでは、夕食で事前から楽しみにしていたカナディアンレストラン「Bever & Bear」を訪れました。
ここでは、カナダの国民食プーティンをはじめ、マック&チーズやチキンウィング、バーガーなどが味わえます。
店内にはカナダの国旗や地図が飾られていて、まるでカナダにいるような雰囲気。
カナダに3年滞在していた私にとっては、第2のふるさとを思い出すような特別な時間になりました。


- 所在地:3 Campbell Street, Palmerston North Central, Palmerston North 4410, New Zealand
- 特徴:カナダの雰囲気たっぷりの店内で、料理も見た目や味にこだわりがあります。
- メニュー:公式サイト
- おすすめポイント:
- カナダの国民食プーティンが楽しめる
- 7種のバーガー
- チキンウイングス・マック&チーズなど北アメリカフード
- 所要時間:1時間〜
Palmerston North おすすめコーヒー「Mouthwater」

パーマストンノース中心部にあるいくつもの賞を受賞しているバリスタのAndrew Feldonさんが経営するフードトラックスタイルのコーヒーショップです。合計3店舗あります。
地元の人々にも愛されるこだわりのコーヒーが味わえます。明るく温かみのある雰囲気で、私が訪れた時にもたくさんのお客さんで賑わっていました。1日のはじめに立ち寄るのにぴったりの場所です。
Andrewさんはとっても優しい方で、ウェリントンに向かっていると伝えると、ウェリントンのおすすめカフェをいくつも教えてくれました。
自宅用のコーヒー豆も販売しているので、お土産にもおすすめです。
- 所在地:159 Main Street, Takaro, Palmerston North 4412, New Zealand
- 特徴:自家焙煎コーヒーと丁寧に作られたカフェメニュー。地元に根付いた雰囲気で居心地が良い。
- 値段:ラテ・フラットホワイト・カプチーノ:$6〜、エスプレッソ・ロングブラック:$4.50〜
Lake Taupo 周辺おすすめスポット
ボートクルーズでマオリ彫刻ツアー
おすすめ度:★★★★☆


タウポ湖に浮かぶクリフに彫られた巨大なマオリの岩壁彫刻を間近で見られるクルーズです。
湖の上をゆったり進みながら、マオリ文化や歴史に触れられるのも魅力。青い湖面と美しい景観の中で、特別な時間を過ごせます。夏にはとても人気があるため、事前予約をして訪れるのがおすすめです。
予約にはbookme がおすすめ。最大半額以下の割引価格で予約することができます!
多数のクルージング会社がボートクルーズを運営しています。
- 所在地:Lake Taupo湖畔
- 特徴:湖上からしか見られないマオリ彫刻を鑑賞できる貴重な体験。ガイド付きで文化や歴史の説明も楽しめます。
- 料金:$50〜(割引前価格)
- 所要時間:約1.5〜2時間
湖畔でゴルフ・ホールインワンチャレンジ
おすすめ度:★★★☆☆

タウポ湖の湖面に浮かぶ小さなゴルフホールを狙うユニークなアクティビティ。
湖畔に設置された打席からショットを打ち、見事ホールインワンを決めると最大$10,000の賞金がもらえる仕組みです。
地元でも人気の観光アクティビティで、気軽に楽しめるのが魅力。ゴルフの腕に自信がある方はぜひ腕試ししてみては?
- 所在地:61 Lake Terrace, Taupo New Zealand
- 特徴:湖上に浮かぶターゲットに挑戦する、ここでしかできない遊び。観光の合間にサクッと楽しめます。
- 料金:50球 $50 | 30球 $35 | 15球 $25
- 所要時間:10〜30分程度(挑戦回数による)
Huka Honey Hive

ニュージーランド産の蜂蜜や関連製品が無料で楽しめる観光スポット。
試食やショッピングはもちろん、はちみつやミード(蜂蜜酒)、スキンケア商品なども充実しています。
館内ではミツバチや養蜂について学べる展示もあり、子どもから大人まで楽しめます。甘い香りに包まれた心地よい空間で、ちょっとした休憩にもぴったりです。
- 所在地:65 Karetoto Road, Wairakei, Taupō 3351, New Zealand
- 特徴:ニュージーランドならではのマヌカハニーを含む多彩な蜂蜜を試食・購入できる。体験型の展示も楽しめます。
- 料金:無料
- 所要時間:1時間〜
Tongariro Alpine Crossing(トンガリロ・アルパイン・クロッシング)

世界でも有数の美しいトレッキングルートといわれるハイキングコースです。火山の大地やエメラルド色の湖を望む壮大な景観が続き、一生の思い出になるほどのスケール。
全長19.4kmとやや長めですが、整備された道なので挑戦する価値があります。夏は多くの人で賑わい、冬は雪山装備が必要となるため注意が必要です。
通常、終着点に車を止め、シャトルバスでルートの開始地点までいき、およそ8時間の片道ハイキングとなります。
- 所在地:Mangatepopo Road, Manawatū-Whanganui Region 3948, New Zealand
- 特徴:火山地帯、エメラルド湖、マオリの聖地を歩く、NZ屈指の絶景ハイキング。
- 注意点:冬のトレッキングは極めて難易度が高いので、経験者以外には難しい。
- 所要時間:6〜9時間
費用
宿泊費
Palmerston Northでの宿泊はAirbnbを利用しました。宿泊費は、$134.87/2人➡︎$67.43/1人でした。
そのほかの観光都市とは違って、ホテル・ホステル、Airbnbの数が少なく$60/日という予算をややオーバーしましたが、街の中心部からバスで5〜10分ほどの閑静な住宅街でゆっくり休めたので、満足でした。
- 費用:$134.87/2人 ➡︎ $67.43/1人
- 滞在先:街の中心部からバスで5〜10分ほどのAirbnb
食費
食事は朝食はRotoruaのスーパーで購入したツナと食パンでサンドイッチ、昼・夜は外食になりました。
- マクドナルド(昼食):$31.80/2人(アプリクーポン使用) ➡︎ $15.90/1人
- Beaver&Bear(夕食):$81.00/2人 ➡︎ $40.50/1人
- コーヒー:$13/2人 ➡︎ $6.50/1人
ガソリン
- 走行距離:572.5km
- ガソリン費:$102.4 ➡︎ $51.20/1人
合計
- 合計金額:$363.07/2人 ➡︎ $181.54/1人
すべての合計は一人当たり$181.54となりました。
昼食・夕食どちらも外食したことと、宿代がやや高かったこともあり少々予算オーバーですが、貴重な経験をできたので大満足でした。
まとめ ― ロトルアからウェリントンまでの道のり
ロトルアからパーマストンノースまでの道のりは、ただの移動ではなく、ニュージーランド北島の自然と文化を一度に味わえる贅沢なロードトリップでした。
ダイナミックな急流や滝、雄大な湖や山岳景観など、心に残る風景が続きます。
その途中にはユニークな食体験やアクティビティもあり、思わず寄り道をしたくなるスポットばかり。
天候や季節によって見える景色が大きく変わるのも魅力で、何度訪れても新しい発見があります。
次の旅の計画に、ぜひこのルート参考にしてみてください。
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