お久しぶりです。けんぞーです。
しばらく投稿が滞っておりすみません。また引き続き、誰かの参考になる記事を書けるよう頑張っていきます!
今回は、ニュージーランド生活が始まってからずっと「いつか絶対に行きたい」と思っていた場所、NZ最北端の地・Cape Reinga(ケープ・レインガ)への1泊2日ロードトリップについて書いていきます。
実際に行ってみて感じたことは、「Google Mapの時間は全くあてにならない」「思っていた以上に運転が大変」「でも行って本当に良かった」というリアルな体験の数々。
モデルコースというよりも、現地での行程・トラブル・注意点などをそのままシェアする“体験記”として書いています。
特にこれから行こうと考えている方にとって、移動時間の感覚・ガソリンの注意点・宿泊の選び方など、事前に知っておいてよかった!と思える情報が詰まっています。
写真や費用まとめ、反省点もすべて正直に公開していますので、ぜひ最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
ノースランド1泊2日ロードトリップ概要
日程:日曜〜月曜の1泊旅行
私個人の仕事のスケジュール上、日曜日の朝にオークランドを出発して、月曜の夜に帰宅という日程でパートナーと2人で行ってきました。
目的地:Cape Reinga!
今回のロードトリップのメイン目的地は、ニュージーランド最北端の地・Cape Reinga。
そのほかにも、巨大砂丘のGiant Sand Dunesや、ニュージーランドの神聖なカウリの巨木Tane Mahuta(タネ・マフタ)を訪れることを目指してプランを立てました。
費用まとめ:2人旅の実費公開!
項目 | 費用 |
---|---|
レンタカー(Snap Rentals を利用) 車両代+保険+手数料 | $145.80 (レンタル:$84.24、保険:$58.00、手数料:$3.56 |
ガソリン | $114.77 |
Airbnb宿泊 | $55(1泊) |
高速道路料金 | $5.20(片道$2.60) |
コーヒー代 | 約$15 |
合計 | $335.77(2人で割れば約$168/人) |
食事は自宅から持参したため、ほぼ車代とガソリン代ですが、1人あたり$170弱で済みました。
レンタカーは価格が安かったので、Snap Rentals を利用し、ToyotaのVitz ハイブリッドをレンタルしました。燃費が非常に良く(20km/L)ガソリン代をかなり抑えられました。
今回は6月というNZの秋〜冬に行ったため、車中泊はせずに、Airbnbを利用した旅行になりました。NZは車中泊用のキャンプサイトやホリデーパークが充実しているので、春・夏に行く場合は車中泊をすることで費用を節約できると思います。
Day1|最北端Cape Reingaまでひたすら北上!
9:30 オークランド出発
朝食を済ませて、レンタカーを受け取り出発。本当は8時出発予定でしたが、いろいろごたつき、9:30出発。
目指すはニュージーランド最北端・Cape Reinga。

Google MapではAucklandからCape Reingaまで「5時間少々」と表示されますが、実際には昼食や休憩を挟みつつ、到着したのは約7時間後の16:30頃でした。
9:30〜16:30 国道1号を北へ走るロングドライブ
オークランドから向かう場合は、国道1号(State Highway 1)をひたすら北へ。
中心地付近の都市部では高速道路が整備されており快適に運転することができますが、1時間ほど運転した抜けた後は打って変わって、片側1車線の田舎道がメイン。
さらに指示がない限りは制限速度は100km/hですが、道幅が狭くカーブも多いので、集中力を要します。
ニュージーランドの郊外では当たり前のように後続車が煽ってきます。道中、一定の距離ごとに、退避レーンがあるので後続車に譲ることも大切です。
さらに、野生動物の飛び出しや、道路上の死骸も頻繁に見かけるため、都市部の運転よりさらに注意が必要です。
そのほかNZでの運転についてはこちらの記事でも解説しています。ぜひご覧ください。
これらの注意点や、そのほか休憩も必ず必要なので、慣れていない方はGoogle Mapなどで表示される時間よりも移動時間を1.5倍くらい見ておくのが安全です。
16:30 Cape Reinga灯台に到着!
なんだかんだでおよそ7時間、ほぼ東京〜京都間の距離のロングドライブを経て、ついに到着したCape Reinga Lighthouse(ケープ・レインガ灯台)。
駐車場から下の写真の灯台までは舗装された道をおよそ10分ほど歩くことになります。
また、駐車場内に割と綺麗に清掃されたトイレもありました。

ここはタスマン海と太平洋がぶつかり合う神秘の場所。晴れていれば、2つの海流が交わる“潮の境目”がはっきりと見えます。

17:30 夕陽を見てAirbnbへ移動
灯台周辺を1時間ほど散策し、海に沈む夕日を見届けた後、そこから約1時間のドライブで宿へ。

Day1夜 – 田舎のAirbnbでゆったり過ごす
18:30頃、PukenuiあたりのAirbnbに到着。さすがに慣れない道、車での長距離運転で疲労困憊でした。持参した食事を食べ、シャワーを浴びてすぐに就寝。
宿のホストがとても親切で、翌朝もコーヒーを飲みながらいろいろと話が弾みました。
Day2 – 巨大砂丘と滝で自然を満喫
朝寝坊でのんびりスタート
本当は早朝に起きてGiant Sand Dunesに行ってから、Tane Mahuta(タネ・マフタ)へ向かう予定でしたが、前日の疲れが残っていて寝坊…。
結局8時過ぎに起床し、ゆったり朝ごはん&ホストと談笑。出発は10時前になってしまいました。
11:00 Giant Sand Dunes(Te Paki)到着
宿から1時間ほど運転し、巨大砂丘Giant Sand Dunes(Te Paki)に到着。
ここでのアクティビティは、なんといってもサンドスライディング(砂丘すべり)!

今回はボードを事前に準備して持参しましたが、現地でもボードを$15ほどでレンタルでき、天然のすべり台を滑り降りる体験は、童心に帰れる貴重なひとときです。
サンダルを忘れずに!!
また、駐車場から砂丘に行く際に、浅い小川を渡る必要があります。スニーカーだと確実にびしょびしょになるので、濡れてもいい靴やサンダルを持参することを強くおすすめします。最悪裸足でもなんとかなります。
- 濡れてもいい靴 or サンダル
- タオル
砂まみれになりながら大はしゃぎし、1時間ほど遊んで12時過ぎに出発!
予定変更 – Tane Mahuta断念→Whangarei Fallsへ
当初はカウリの巨木Tane Mahutaを見る予定でしたが、この時点でゲートクローズ時間に間に合わないと判断。
その代わり、道中にあるWhangarei Falls(ファンガレイ滝)へ立ち寄ることに。
16:00 Whangarei Fallsに到着

滝の音に癒されながら、30分ほどトレイルをゆっくり散策。観光客も少なく、静かで気持ちの良い場所でした。
19:00頃 オークランド帰着
そこからさらに2時間半ほどドライブして、無事オークランドに到着。
1泊2日とは思えないほど内容の濃い旅でした。
ノースランドドライブの注意点まとめ
時間は多めに見積もること!
Google Mapの予想時間は理想条件下の最短時間です。道中ほとんどの区域での制限速度は100km/hです。
おそらくそれに基づいて、予想時間を算出しているため、ほぼ100%Google Mapの時間通りには着かないと思っておいたほうがいいと思います。
特に国道1号以降は田舎道が続くため、休憩やトラブルを考えて最低でも+1〜2時間は見ておくと安心です。
Kaitaiaでの補給はマスト!
Cape Reinga方面へ向かう際、Kaitaia(カイタイア)が最後の大型スーパーやガソリンスタンドがある街らしい街です。
その先にもトイレ休憩ができたり、ちょっとしたコンビニ程度のお店のある集落がありますが、マクドナルドのようなファストフードや大型商店はなし。
Kaitaiaで以下を必ず済ませておくことをおすすめします。
- ガソリン満タン
- 食料やおやつの補充
- トイレ休憩
Kaitaiaを過ぎた後もいくつか、ガソリンスタンドはありましたが、Kaitaiaと比べると割高でした。
ガソリンは常に余裕を持って!
道中、次のガソリンスタンドまで1時間以上かかることも。
また、街から離れるほどガソリン価格は高くなる傾向があります。
- タンク半分を切ったら給油
- ガソリン代の高騰に注意(郊外に行くほど高い)
- 事前にガソリンスタンドの場所をアプリや、マップでチェック
Gaspyでガソリンスタンドの場所と値段を適宜チェック!
アプリ「Gaspy」では地図上で、ガソリンスタンドの位置と値段を調べることができ、便利です。

まとめ – 1泊2日でも、ノースランドは大満足!
今回のロードトリップでは、
- 最北端の灯台で見る海の交わり
- 巨大砂丘での童心アクティビティ
- 静かな滝で癒される時間
を1泊2日という短い時間で楽しむことができました。
少し体力は使いますが、時間が限られていても、ニュージーランドの自然を全身で感じられる旅ができるのがノースランドの魅力です。
あなたなら、どのスタイルで旅しますか?
- 効率重視で日帰りドライブ?
- ゆったり2〜3泊で大自然を堪能?
- 春夏にチャレンジ、車中泊での冒険旅?
自分の旅スタイルに合わせて、ノースランドの魅力をぜひ体験してみてください!今回の1泊2日弾丸旅行は「週末しか休みがない」「遠出が不安」という方にも、”体力に自信があれば”全力でおすすめしたいルートでした!
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