こんにちは！オークランドでワーホリ生活をしているけんぞーです！
ニュージーランド、オークランドは非常に坂が多かったり、どこかへロードトリップ！などニュージーランドでの生活をより一層楽しむためには、車の運転が非常に便利です。また運転免許証はパスポートに代わる身分証明用のIDとしても使えます！
しかし、こんな疑問もあるのではないでしょうか？
この記事では、NZで車を運転したい！という方々に、NZで運転するために必要なこと、私も実際に行った、NZ以外の免許への書き換え方法について紹介しています！
- NZで車の運転する3つの方法
- 日本の免許証の英訳抜粋証明の取得方法
- NZの運転免許証に書き換える方法と手順
ニュージーランドで車を運転する方法
ニュージーランドで日本の免許を使って車を運転する方法は、大きく3つあります。それぞれの方法にはメリット・デメリットがあるので、自分に合ったものを選んでください。
1. 日本で「国際運転免許証」を発行して持参する
一番手軽な方法として、日本で国際運転免許証を発行してニュージーランドに持参する方法があります。国際運転免許証は、日本の各都道府県の運転免許センターで申請でき、手続き費用は約2,500円です。
- 免許センターで即日発行してくれるので、1日で手続きが完結する
- ニュージーランド以外にも100ヶ国以上で有効
- 免許証発行から〇〇年以上という制限がない
- NZ内でIDとして利用できないため、パスポートなど他のIDを携帯する必要がある
- 有効期限が「発行から1年」なので滞在期間をまるごとカバーしきれない場合がある
- 土日は受け付けていない、あるいは予約が必要な場合がある。
2. ニュージーランド日本領事館などで「運転免許証抜粋証明」を発行
もう一つの方法は、ニュージーランドにある日本領事館などで「運転免許証抜粋証明」を発行してもらう方法です。これは、日本の運転免許証の英訳を作成し、それを携帯することで、現地での運転が可能になります。
- 有効期限が最大で到着から一年なので、1年以内の滞在であれば丸ごとカバーできる
- NZ内でIDとして利用できないため、パスポートなど他のIDを携帯する必要がある
- 「翻訳書類」なので、日本の免許証を常に携帯する必要がある
- 有効期限は最大で到着日から1年
（日本の免許証の有効期限が1年未満の場合は、その期限まで有効） - 即日発行ではない（日本大使館、領事館の場合）
運転免許証抜粋証明の取得方法
オークランド周辺在住の方は、オークランドCBDにある在オークランド日本領事館 で運転免許証抜粋証明を発行をしてくれます。
そのほかウェリントンの在ニュージーランド日本国大使館 、在クライストチャーチ領事事務所 でも申請することができます。必ず開館時間、閉館日等を確認してから申請に向かいましょう！
- Step1以下の必要書類を準備し、近くの領事館等へ
- 申請書（領事館等に用意）
- 有効な日本の自動車運転免許証（原本提示）
- 有効なパスポート
- 申請料：$24 【現金のみ】（2024年4月1日〜2025年3月31日）
- Step2申請書を記入、申請料を支払い、引換券をもらう
- Step3原則として、申請日を含む3営業日目の午後以降に再び領事館等へ行き、引き換えてもらう
そのほか、こちらのリンクで紹介されている業者でも、運転免許の翻訳ををすることができます。即日発行してくれるところもあります。
3. 日本の運転免許証を「ニュージーランドの免許証」に書き換える
長期滞在の場合や、現地で運転免許証をIDとしても使いたい場合は、日本の免許証をニュージーランドの運転免許証に書き換える（正確には運転試験や筆記試験が免除で、NZの免許証を取得できる）のがベストです。この方法は手続きに少し時間がかかりますが、利便性は抜群です。
書き換えには現住所がニュージーランドにあることが必要になります。
- ニュージーランド内でのIDとして利用可能
- 免許証1枚で運転も身分証明もできる
- 有効期限が10年
- 運転試験免除には、運転免許取得後2年以上が経過している必要があり、証明できない場合は免除にならない可能性がある
- 現住所がニュージーランドになければならない
- 即日発行ではない
- 英文翻訳と申請料合わせて$80前後かかる
免許証書き換えの手順と必要書類
ニュージーランドで日本の運転免許証を現地の免許証に書き換えるためには、いくつかの書類が必要です。必要書類はニュージーランド運輸局公式サイト↓から確認が可能です。（英語）
申請手続きはAA （JAFのようなロードサービスや保険を扱う会社）やVTNZ （車検場のようなところ）で行うことができます。
以下に必要な書類と手順をまとめました。
必要書類
- 申請用紙（オンラインでダウンロード可能、申請場所でも記入可能）
- パスポート
- 日本の運転免許証
- 日本の運転免許証の英文翻訳（領事館などで申請可能 ※取得方法はこちら↑ ）
- 現住所を確認できる書類
- 上記書類全てのカラーコピー
- 申請料金 $52.10（2024年10月現在）
申請用紙記入方法
こちら から申請書はダウンロードできます。AAにも置いてあります。
手続きの流れ
- Step1必要書類を準備し、こちら に載っている施設のどこかに持参する
オークランドCBDの場合、Albert StreetのAAで申請できます。
- Step2書類を提出し、チェックを受け、視力検査
一通り書類をチェックされ、不備があれば差し戻されます。その後いくつかの書類のコピーを取られ、視力検査です。
視力検査は、覗き込んだときに見えるアルファベットを読み上げるというものです。大きい声ではっきり言わないとやり直しさせられます。 - Step3写真撮影、署名
ここでの写真と署名が免許証に載ります。しっかりとキメていきましょう。
- Step4仮の運転免許証発行
仮の免許証が紙で発行され、実物が届くまでは運転する際に携帯するように言われます。ここでもらった仮の免許証に間違いがないかしっかりと確認しましょう。
（私は二輪の免許も申請したつもりだったのですが、1申請書につき1車種らしく、記載されておらず、確認をしなかったため再びAAに行き申請する羽目になりました、、、）
書き換えに使った、日本の運転免許証は手元に返ってきますので、ご心配なく！
- Step5実物が郵送される
1〜2週間後免許証が申請したときの住所に届きます。2週間経っても届かない場合は申請した場所に問い合わせましょう。
ニュージーランドで安全に運転するために、交通ルールもチェック！
ニュージーランドでの運転を始めるために、日本の免許をニュージーランドで使用できるように書き換える方法についてご紹介しましたが、免許があれば安心して運転できるわけではありません。
現地の交通ルールに慣れることが、安全で快適なドライブの第一歩です。日本と異なる点も多いニュージーランドの交通ルールを知り、道路での自信を深めましょう。運転をスムーズに始めたい方は、交通ルールの記事もチェックしてみてください！
[体験談] カナダの免許をNZの免許に書き換えた話
カナダBC州の免許→NZの免許へ書き換え
私は以前カナダのBC州に滞在していて、日本の免許をカナダの免許に書き換えていて、NZに来てからNZの免許に書き換えました。カナダの免許証は英語なので、「英文に翻訳してから申請する必要がなく、楽だしお金もかからない、一石二鳥」と思っていました。
しかし‥トラブル発生。IDと書き換えたい免許証の発行国が異なる場合、追加でその免許が有効である証明書が必要、さらに一度更新していたカナダの免許証に記載されている発行日が2年以内で、「それでは有効だとしても、免許取得から2年が経過していることが証明できないので免許の書き換えはできない。運転試験を受け直すか、1年間ならカナダの免許だけで運転できるよ！」と言われてしまいました。
カナダの免許のみで運転できるのは知っていたのですが、どちらかというと、IDとして免許証が欲しかった私は「結局、常にパスポートを持ち歩くか、Kiwi Access Cardを作らなければ」と落ち込んでいました。
が、以前 ICBC（BC州唯一の自動車保険会社）に、運転履歴証明を申請したことを思い出し、そこにカナダでの運転免許発行日も免許証の有効性の証明も載っているのではないかと。すぐにICBCへアクセス。Driving Recordを申請しました。申請費用は無料、数分後メールで届きました。そこに、Original Dateつまり初回の発行日が記載されており、後日プリントアウトし提出。無事に免許の書き換えができました。
こちらにICBCのDriving Record取得フォームのリンクを貼っておきますので、カナダBC州の免許を持っていて、NZの免許に書き換えたい方は、こちらからDriving Recordを申請し持参すれば、書き換えてくれると思います！！
ちなみにオンタリオ州の免許を持っている方もこちらから取得できるようです。
（有料：$12 or $18）
その他の便利なIDオプション：「Kiwi Access Card」
ニュージーランドで免許証は持っていないけど写真付きのIDが欲しい！！という方に便利なものが「Kiwi Access Card」です。こちらは、飲食店でのアルコール購入やバーでの年齢確認の際に活躍します。
こちらはまた別で記事にしたいと思います。
まとめ：NZでの運転免許証取得は意外と簡単！
ニュージーランドでの運転は、車があれば非常に快適です。短期滞在の場合は国際運転免許証か領事館での抜粋証明で十分ですが、長期滞在やIDの必要性を考えると、現地での運転免許証書き換えを視野に入れることをおすすめします。
それでは、また次回のブログでお会いしましょう！
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