こんにちは!ニュージーランドでワーキングホリデー中のけんぞーです。
ワーキングホリデーを検討している方にとって、

「ワーホリに行ったら、現地で実際どれくらいの費用がかかるの?」
というのは非常に気になるポイントではないでしょうか。現地での収入や支出のバランスを把握することは、充実したワーホリ生活を送るために欠かせません。
今回の記事では、そんな疑問にお答えするべく、気になるニュージーランドでのリアルな生活費・2025年1月分を公開していきます。
ニュージーランドでの生活を考えている方、ぜひ参考にしてください!
- ニュージーランドにワーホリ・留学で渡航予定
- 現地のリアルな生活費用が気になる
- 節約・貯金の方法を知りたい
1月の収入:合計$3957.65
ということで、まずは収入から。
1月の手取り収入は$3957.65 で 日本円にすると、336,400円(1NZD = 85円 換算)でした。
1月は毎週35時間前後の勤務時間でした。
また、NZでは祝日勤務をすると時給が1.5倍になったり、週ごとに給料が支払われることが多く、支給日のタイミングによって、毎月の収入は前後します。
実際いくら稼げるの?
皆さんが一番気になるところだと思います。
NZの最低時給は現在、$23.15で、2025年4月1日より、$23.50となります。
そのため週5日、1日8時間働いた場合、1ヶ月を4週間とし、
$23.15 × 8h × 5日 × 4週 = $3,704
となり、日本円でおよそ、315,000円程度の収入を得ることができます。
実際にはここから税金等を差し引かれますが、最低時給であっても、4週間のフルタイム勤務で275,000円前後の手取り収入になるかと思います。
気になる詳しいNZの税金事情については現在執筆中です。
1月の出費:合計 $2055.43
1月の出費の合計は$2055.43でした!(多少の計算ずれはあります。すみません。)
日本円にしておよそ175,000円ほど。思ったより高いでしょうか、安いでしょうか。
もちろん私個人の出費なので、あくまで参考の一つとなれば嬉しいです。
ニュージーランドでのワーホリ生活費。気になるその内訳を見ていきましょう!
内訳 | 金額(1NZD=¥85換算) |
---|---|
家賃 | $1,000(85,000円) |
食費 | $261.97(22,267円) |
日用品 | $55.99(4,759円) |
交通費 | $146.48(12,450円) |
携帯代 | $26(2,210円) |
外食費 | $245.12(20,835円) |
娯楽、旅行等 | $149.10(12,674円) |
リカーストア(お酒) | $52.98(4,503円) |
衣服 | $0(0円) |
雑費 | $117.8(10,013円) |
合計 | $2055.43(174,712円) |
食費や日用品など一部パートナーとシェアしている部分があり、2人分の費用は単純に2で割って計算しています。そのため1人分として100%正確ではありませんが、1人の場合も参考にできるように説明していきます。
1月の生活費 内訳
家賃:$2,000(2人分)→ $1,000(1人分)
現在の家賃は$400/週(2人分)で、家賃が生活費の中で最大の割合を占めます。
アパートメント1部屋ではなく、シェアハウスを選ぶことでこの価格に抑えました。
それでも私の場合出費の半分ほどを家賃に割いているので、オークランドのような大都市で生活する際には避けられない出費となるでしょう。
- リーズナブルな家賃を求めるなら、都市中心部より郊外
- 一人暮らしよりシェアハウス
- 変動する光熱費が家賃に含まれている物件を探す
オークランドの物件探しについてはこちらの記事も参考にしてみてください。
食費:$523.93(2人分)→$261.97(1人分)
スーパーマーケットで買い物をし、自炊が中心です。嗜好品(お菓子やスーパで買えるビールやワインなど)も含めてこの金額になりました。
ニュージーランドの物価は日本と比べて全体的に高く、また、日本の食材や調味料は、他の食材などと比べて割高なので、たとえ自炊100%であっても日本と同じ程度に抑えるのは難しいかもしれません。
それであっても、レストランなどで働き、まかないを頂いたり、NZでは比較的安いパンやパスタなどの小麦製品を使って自炊すれば、十分節約は可能です。
私個人は、普段から節約重視というよりは、食べたいものを食べるようにしていて、よく使う日本の食材や調味料は上で述べた通り割高なので、とことん節約しようと思えばおそらくこの金額より大幅に減らせると思います!
ちなみに、食事パターンは基本、朝と昼+休日は自炊、夕飯は職場でスタッフミールという形でまかなっていました。
- 地元スーパーのMailer(チラシ)をチェックし、安い食材を選ぶ
- まかない・スタッフミールディスカウント付きの職場を選ぶ
- 大容量のものをまとめ買いし、1個あたり、gあたりの金額を抑える
日用品:$55.99
シャンプーや歯磨き粉、洗剤、トイレットペーパーなどの日用品や食器、ビタミン剤などです。
基本的にどれもNZの方が高額なことが多いです。
ただ、例えば、日本ではトイレットペーパー12ロール入りの価格は400円〜800円ですが、私のよく行くNZ最大手スーパー「Woolworths 」のオリジナルブランド「Essential」や、「Pak’n Save 」「New World 」のオリジナルブランド「Pams 」のトイレットペーパーは$3以下(日本円換算250円程度)となっています。
(品質は圧倒的に日本のもののほうがいいです、、、)
それら以外のものは大抵$8〜なので、特に気にしなければこういったオリジナルブランドの商品を選ぶと、費用を抑えられます。
そのほか、日用品などを安く購入したい場合には、ドンキホーテ的な存在の「The Warehouse 」、「Kmart 」をおすすめします。
- 各スーパーのオリジナルブランドを購入
- 大容量のまとめ買い
- The Warehouse、Kmart を利用する
交通費:$146.48
主にバスを利用。たまに使ったUberも含めています。
オークランドではバスでの移動が基本で、運賃はゾーン制を敷いています。
いわゆる普通のバスの1Zone内の利用は1回 $2.80 となっています。
支払い方法は以前まではSuica、PASMOのようなICカード「AT HOPカード」または現金のみだったのですが、現在はApple Payを含むクレジットカード・デビットカードなどのコンタクトレス決済も使用できます。
また、バス・電車の定期券は2024年7月20日に廃止され、現在はその代わりに7日間最大$50の「7-day fare cap」が適用されています。
例外はありますが簡単に言えば、「7日間の間にどれだけ電車・バスに乗っても、$50までしかチャージしませんよ。」ってことです。
ただCBD周辺のみの利用など、1Zone内の移動だけの場合、7日間で18回以上バスに乗らないとお得にならないので、あまり関係ないことが多いです。またAT HOPカード利用時限定です。
下の図がゾーンマップで、1エリア内の移動(同じ色間)なら1 Zone、エリアを2つ跨ぐ移動(2色を通る)は2 Zoneというように、計算されます。

バスの運賃、乗り方等については別記事の執筆中です。
携帯代:$22
私は「2degrees」 の【10GB/月:$22】のプリペイドプランをブラックフライデーキャンペーンで契約しており、そのプラン料金です。
今はこのキャンペーンは終わってしまいましたが、私の使っている2degreesでは最安 $8〜のプランを展開しています。
- 各キャリアのキャンペーン情報をチェック
- 自分必要なデータ量を把握し、無駄遣いをカット
携帯プランについてはこちらで詳しく紹介しています。
外食費:$245.12
1月は週に1〜2回外食や飲みにいきました。
ニュージーランドでは一回の食事で場所にもよりますが、
食事:前菜$12〜$20、メイン$25〜$35
ドリンク:ビール・ワイン1杯$12〜$15、カクテル$20〜$25程度
のところが多いです。お腹いっぱいディナーを食べたら$80〜$100なんてこともザラです。
フードコートのようなところの食事でも$20は下らないことがほとんどです。
それでも、特定の時間にお酒やフードが安くなる「ハッピーアワー」や、曜日ごとのスペシャルを提供しているお店を選んだり、ディナーが最大半額になるサービス「First Table」を使えば、コスパよく楽しむことも可能です。
- Happy Hour, Daily Special を利用する
- First Tableを利用し、お得にディナーを楽しむ
First Tableについてはこちらの記事をご覧ください!
娯楽・旅行等:$149.10
1月は休日に、カーシェア「mevo」を利用し、ビーチに日帰りで遊びに行きました。そのときの車代と、サーフボードのレンタル料が主な出費です。
カーシェアを利用することで、車の維持費を抑えられ、またmevoでは200km以内の利用であればがガソリン代も請求されず、1日の最大利用料金も設定されているので、日帰り旅行などに非常におすすめです。
カーシェアについてはこちらをご覧ください!
リカーストア(お酒代):$52.98
NZでは、ビールやワイン、サイダーはスーパーで売られているのですが、15%以上のお酒はNZの法律上スーパーでは販売することができません。
そのため、ウイスキーやウォッカなどのいわゆるスピリッツは、リカーストア(酒屋)に行かないと買うことができません。
1月は自宅で飲むためのウイスキーを購入したので、およそ$50の出費がありました。
NZではお酒は非常に高く、今回買ったものは日本なら1,500円〜2,000円で買えるようなものなので、コスパはめちゃくちゃ悪いです。
この機会に禁酒をしてみてもいいかもしれません笑
衣服代:$0
渡航してから、日本から持ってきた服しか基本的に着ていないので、$0です。
NZにはユニクロがないので、冬に来る予定であれば、ヒートテックやダウンなどをあらかじめ買っておくのがおすすめです。
雑費:$117.8
1月は退職する同僚へのプレゼント、掃除機の購入などがあり、この金額になりました。
突発的な支出として計上しています。毎月、なんらかのランダムな出費があることが多いので、少しでも貯金をしておくと、気持ち的に安心できます。
貯金:$1,250
多くの人が持つ疑問「貯金はできるのか。」
結論、”しようと思えば” できます。
お酒や外食が好きなので、たくさんしたいところなのですが、その気持ちを我慢して、将来的にやりたいことに向け、貯金を頑張っています。
普段から毎週その時の金銭状況に応じて$200〜$300を銀行のセービングアカウントに送るようにしていて、1月はトータルで$1,250、日本円にして10万円強を貯金することができました。
NZでは銀行のセービングアカウントの利率が3.5%前後と日本に比べて、非常に高いので貯金を考えているようであればぜひ口座を開設し、利用することをおすすめします!
銀行口座に関してはこちらの記事をチェックしてください!
節約&生活の工夫ポイント
- 自炊の徹底
スーパーのセール、週末に行わる地元のマーケットなどを活用し、旬の安い野菜や果物などの食材をお得に購入しましょう。
特にファーマーズマーケットでは、新鮮で安い食材が手に入ります! - 無料&低コストで楽しむアクティビティ
ニュージーランドには、ハイキングやビーチなど、自然を楽しむ無料のアクティビティが豊富です。週末のお出かけにぴったり! - シェアハウスを活用
家賃を抑えるには、複数人で住むのが効果的です。物件探しは「Trade Me」や「Facebook Marketplace」を利用しましょう。
まとめ:1月の生活費はこんな感じでした!
ニュージーランドでの1月の生活費とその内訳でした。大きな出費は家賃と食費ですが、日々の工夫次第でコストを下げることができます。
今後も毎月の生活費を紹介していく予定です。1人でも多くの方の参考になれば嬉しいです。
それではまた次回のブログでお会いしましょう!
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