【ニュージーランドワーホリ】bnzで銀行口座を作ってみた。

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こんにはけんぞーです。今回はこちらの記事↓で紹介した銀行のうちのひとつ、bnzでの銀行口座解説の手順や流れを紹介します。

ニュージーランドでの生活には銀行口座が必須です。私自身、bnz(Bank of New Zealand)で実際に口座を開設してみました。本記事では、準備すべき書類や手続きの流れを詳しく解説します。

これからワーキングホリデーや留学でニュージーランドに来る方は、ぜひ参考にしてください。スムーズに口座を開設するコツも紹介します!

この記事でわかること
  • 各銀行で口座開設に必要なこと
  • 口座開設に必要な住所証明として使えるもの一覧
  • 実際のbnzでの銀行口座解説手順

私の銀行口座開設体験【ANZ・BNZ・ASBからの返答】

私は、ニュージーランドに到着してから最初の1週間はAirbnbに滞在し、その間に家探しと並行して、仕事探しをしていました。しかし、仕事を始めるためには銀行口座情報が必要だったため、早めに銀行口座を開設しようと、いくつかの銀行を訪ねました。

以下では、それぞれの銀行での口座開設について尋ねた際に言われたことをシェアします。

1. ANZ

ANZでは、住所の証明が必要で、Airbnbの滞在先でも証明書を発行してもらえれば、一時滞在先として認められ、口座開設は可能と言われました。
ただし、いずれにせよオンラインで口座開設申し込みを行い口座開設のためのアポイントメント予約の必要があるとのことです。支店によっては予約が数週間先になることもあるそうです。

2. BNZ

BNZも同様に住所証明が必要でした。引越し完了後にオンラインで申し込みをするのが無難と言われ、実際に私は引っ越し後BNZで口座を開設しました。
理由は、取引の手数料や引越し先から支店が近かったこと、申請の手続きが簡単だったことなどです。

3. ASB

ASBでも住所証明が必要でした。IRDナンバー(ニュージーランド版のマイナンバー)があるかどうかも確認され、もしIRDナンバーがある場合、Airbnbの住所を登録住所として設定すれば開設は可能ですが、引越し後の方が色々とベターだと言われました。体感、一番親切に対応してくれました。

いずれの銀行も、Airbnbやホステル等にに滞在していても、滞在証明書があれば口座の開設は可能だそうですが、Airbnbオーナーとのトラブルや、キャッシュカードやその他郵便物が届く可能性を考えると、引っ越し先を見つけてから、銀行口座を開設するのが良いかもしれません。

とにかくNZで銀行口座を作るには、『住所』が必要。

ニュージーランドでは、マネーロンダリング防止や、顧客確認税務管理などの観点から、住所証明なしでの銀行口座に非常に厳しくなっています。

早く銀行口座を作りたい気持ちはわかりますが、まずはこの住所証明を手に入れましょう。
住所証明には以下のものなどが使用できます。

住所証明に使えるもの
  • 公共料金の請求書(電気・水道・インターネットなど)
  • 住所が記載されている運転免許証
  • 有効期限内の賃貸契約書または賃貸借契約書
  • 政府機関からの通知書(IRD番号など)
  • 雇用契約書
  • 車両保険などの保険証書
  • NZQA認定教育機関からのレター
    →NZLC、LSIなどの私立語学学校なども認定教育機関に含まれます。

BNZでの銀行口座開設の手順

私は最終的にBNZを選んで口座を開設しました。以下はその時の実際の手順です。

必要書類

  1. パスポート
  2. ニュージーランドでの住所を証明できる書類
    (不動産会社からの証明書、光熱費の請求書、IRDナンバーのページから、など)
     私は家のオーナーに1枚住所証明を署名付きで書いてもらいました。
  3. IRDナンバー(日本のマイナンバーに相当)
  4. マイナンバーまたは、過去に収入を得ていた国の納税者番号
口座開設手順
  • Step1
    必要書類を準備しbnzの口座開設ページ
    「Open a Your Money account」をクリック
    bnzトップ
  • Step2
    「Verify in branch」を選択(NZの免許証等がない前提で説明します)
    bnz_no1
  • Step3
    「Are you already a BNZ customer?」→「No」
    「Are you currently in NZ?」→「Yes」
    「Who are you opening an account for?」→「Me」
    を選択し、「Next」
    bnz_no2
  • Step4
    2つの質問に「No」で「Start yout application」へ
    (どちらかでも「Yes」の場合は口座を開設できません)
    bnz_no3
  • Step5
    「Visit branch to verify」をクリック
    bnz_no4
  • Step6
    同意事項の確認です。「Next」へ
    bnz_no5
  • Step7
    個人情報の入力

    bnz_no6
    1. パスポート情報
    2. 電話番号、Emai
    3. 住所
    4. 開設する口座の種類
    5. デビットカードの説明
    6. 市民権保有国および税情報(マイナンバーが必要な場合あり)
    7. 雇用状況
    8. 口座使用頻度、見込みの預入引出し額
    9. インターネットバンキング用のパスワード
    10. デビットカードのPIN

    の順で入力していきます。

    住所を入力する画面で、住所証明書類をアップロードする必要があります。

    bnz_address

  • Step8
    BNZから申請の受取確認メールが届く

  • Step9
    無事に審査に通ると、メールが届くので、近くの支店にパスポートを持参し、本人確認をしに行く

    支店に行く際には予約不要です。私は平日に行きましたが、待ち時間0分で対応してもらいました。

    ビザの種類滞在期間仕事の有無などを質問されます。

    bnz_no7
  • Step10
    ICチップなしEftposカードの発行

    その場でICチップのついていないキャッシュカード、「Eftposカード」をもらえます。
    ATMでの引き出しや預け入れ、カードをスワイプしての支払いが可能です。
    ※カードマシーンにタップや差し込みでの支払いや、オンラインショッピングはこのカードではできません

  • Step11
    1週間程度で、キャッシュカードが登録した住所に届くので、アクティベートして全て完了!!

BNZのアプリは使い勝手が良い?

Redditなどの口コミサイトによると、BNZのアプリがニュージーランドの銀行アプリの中で最も使いやすいとの評判が多いです。実際に私も利用していますが、送金国際送金、さらには新規の口座開設もアプリから簡単にできるのは非常に便利です。

まとめ:ニュージーランドでの銀行口座開設は思ったより簡単!

ニュージーランドで銀行口座を開設するのは、最初に書類を整えれば非常にスムーズです。私自身、BNZでの手続きがスムーズに進み、アプリの使い勝手も良かったので非常に満足しています。どの銀行を選ぶかは、あなたの生活スタイルや滞在先に合わせて選んでみてください。

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