ワーホリ仕事探し虎の巻③ 【仕事の探し方と面接Q&A】

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こんにちは!海外での仕事探し虎の巻、いよいよ第3部に突入です。ここまで読んでくださった皆さん、本当にありがとうございます!

第1部では「レジュメ/CV、カバーレターについて」、第2部では「採用される履歴書の書き方」を深掘りしてきました。

そして今回のテーマはズバリ、「海外での仕事探しと応募・面接対策」!

実際に海外で仕事を探すとなると、

「どこで探せばいいの?」

なんて不安や疑問がたくさん出てきますよね。でも大丈夫!この記事では、実際に私自身がカナダ、ニュージーランドで経験したリアルな仕事探しの方法や、具体的な面接で聞かれる質問などをギュッと詰め込みました。

この記事では、私自身の経験を踏まえつつ、ワーキングホリデー中の仕事探しや面接対策について具体的な方法をお伝えします。「海外で仕事を見つけられるかな?」と不安なあなたも、この記事を読めば、きっと前向きに行動できるはずです!

過去の記事をご覧になっていない方はぜひそちらからご覧ください!

この記事でわかること
  • 海外での仕事探しの方法
  • 応募後のフォローアップ方法
  • 面接で聞かれる質問

海外での仕事探しの方法3選

まず、海外で一般的かつおすすめの仕事探しの方法3選を紹介します。

1. オンライン求人サイトを活用する

最も一般的な仕事探しの方法の一つが、オンライン求人サイトの活用です。

ニュージーランドでは、以下のプラットフォームが特に使われています。

Check
  • Seek:ニュージーランドでは最大の求人サイトで、細かい条件での検索が可能です。
  • Indeed:日本でもおなじみの求人サイトで、多くのローカル求人が掲載されています。
  • Trademe:もともとオークションやフラット探しで有名ですが、求人情報も豊富です。

そのほか、大企業などはそれぞれ、独自の採用情報ページをホームページなどに載せていますので、そちらもチェックしましょう!

応募する際のポイント

これらのサイトで応募する際のポイントは、求人広告上の「Requirements」を必ずチェックすること。

そのRequirementsを元にレジュメ/CVやカバーレターを編集すると、印象が良くなることがあります。

例えば、この求人の場合↓

Example
  • Previous Barista experience
     → 過去のバリスタとしての経験
  • Knowledge of health and safety 〜
     → 過去にキッチン衛生系の講習を受けた経験
  • A friendly-outgoing personality
     → フレンドリーな性格であること

など求められている人材とマッチすることを履歴書上に盛り込みましょう。

また、応募時にはカバーレターを添えると、採用担当者へのアピール度が高まります。

また、詳しいレジュメの書き方は第2部にて紹介しています!

2. レジュメを配りながら歩く

海外では多く見られるこの方法は、特に飲食業界で効果的な印象です。適当な数のレジュメを印刷し、繁華街や気になるお店に足を運び、直接渡していく方法です。

私が以前働いていたお店でも頻繁にこんなやりとりがありました。

Hi, I’m looking for a job. Are you guys hiring at the moment?

Yes, We are. Do you have your resume/CV on you?

そのほか

Situations
  • お店の外に「Hiring(求人中)」のサインを見つけて入る時
    • Hi! My name is 〇〇, and I noticed your sign advertising your employment. I have a resume with me. Can I leave it with you to pass along to the hiring manager?
  • お店が求人中かわからないとき
    • Hello! My name is 〇〇, and I love your restaurant. I’m an experienced waiter, and I was wondering if you’re hiring by any chance. I have a resume with me and I would love to leave it for your manager.
  • すでにオンラインで応募済みの場合
    • Hello! My name is 〇〇, and I saw on your website that you’re hiring waiters. I completed the online application, but I wanted to bring in my resume and express my interest again. Is the hiring manager available?
      → もしすごく興味の惹かれる場所や、働きたかった場所がる場合には試してみましょう!

このように、簡単なフレーズを覚えておくだけで、スムーズに行動できます。また、後日フォローアップの連絡をすることも大切です。この詳細は次のセクションで紹介します。

時間帯・タイミングに注意

履歴書を渡しに行く際にはいくつか気をつけたいポイントがあります。

タイミングや対応の仕方を誤ると、せっかくの努力が無駄になることもあるので、以下の点をしっかり押さえておきましょう。

注意点
1. 忙しい時間帯を避ける

飲食店の場合、ランチタイム(11:30~13:30)ディナータイム(18:00~20:00)は特に忙しく、スタッフが履歴書に対応する余裕がありません。こうした時間帯にお店を訪れると、対応されないどころか、「空気が読めない人」と悪印象を与える可能性も。

代わりに、アイドルタイムと呼ばれる比較的落ち着いている時間帯を狙いましょう。
例えば、14時から15時頃が理想的です。この時間なら、マネージャーや責任者が対応しやすいだけでなく、あなたの履歴書をじっくり見てもらえる可能性が高くなります。

2. マネージャーに直接渡す

履歴書を渡す相手は必ず「マネージャー」「採用担当者」にしましょう。忙しい場合でも、スタッフに渡して終わりではなく、「マネージャーさんはいらっしゃいますか?」と尋ねてください。その場で会えない場合は、「いつ頃いらっしゃいますか?」と聞いて、再度訪問することを検討しましょう。

なぜなら、ウェイターや他のスタッフに渡した場合、そのままマネージャーに届かないことがあるからです。最悪の場合、履歴書が捨てられるケースも。直接マネージャーに会い、履歴書以上にあなたの人柄ややる気をアピールできます。

3. 笑顔とハキハキした態度を忘れない

履歴書を渡しに行く時点で、実はすでに面接が始まっているようなものです。第一印象はとても大事で、採用側はあなたの人柄コミュニケーション能力を見ています。

お店に入ったら必ず笑顔で、明るくハキハキと挨拶をしましょう。例えば、以下のような会話ができると好印象です

「Hello, my name is [Your Name]. I’m looking for a position here and would like to hand in my resume. May I speak to the manager, please?」

こうした挨拶の仕方一つで、採用側に「この人はしっかりしている」「お客様とも良いコミュニケーションが取れそうだ」と思わせることができます。

3. コネを駆使する

日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、海外では「コネ」が非常に重要です。私自身も、この方法で仕事を見つけたことがあります。

語学学校の友人や、現地のミートアップイベントで知り合った人たちに「働いているお店で人を探していない?」などと聞いてみましょう。

例えば、こんな風に。

Hey, I’m currently looking for a job. Can you please ask if your workplace is hiring?

かなり運とタイミングによりますが、仕事が見つかることも多いです。

そのほか、バーなどで知り合った人が、レストランのマネージャーだった。なんてことも。

そして、実際に仕事が見つかった場合は、紹介してくれた人の顔を潰さないようにくれぐれも全力で働きましょう。

応募後のフォローアップ方法

「応募した後に何も連絡がない…。」そんな時は、フォローアップメールを送ってみましょう。

もちろん全ての応募先から連絡が返ってくるわけではありませんが、もし本当に働きたい場所やお店がある場合には、以下のような簡単なメールを送り、再度注目してもらいましょう。

Subject: Follow-Up on Job Application

Dear [Hiring Manager’s Name],

I hope you’re doing well. I recently applied for the [Position Title] position at [Company Name] and wanted to kindly check if there are any updates on the hiring process.
(先日[会社名]の[職種名]ポジションに応募させていただきました。その後の採用プロセスについて、進捗状況をお伺いできればと思い、ご連絡差し上げました。)

I’m excited about the opportunity to bring my [your specific skill or experience] to your team and contribute to [your specific goal or impact]. Please let me know if there’s any additional information I can provide to assist in your decision.
([あなたの特定のスキルや経験]を活かし、[あなたの具体的な貢献内容や目標]で貴社に貢献できることを非常に楽しみにしております。何か追加でご提供できる情報がございましたら、ぜひお知らせください。)

Thank you for your time, and I look forward to hearing from you!

Best regards,
[Full Name]
[Phone] | [Email]

いざ、インタビューへ!【面接対策】

面接対策は、仕事探しの中でも最重要です。ここでは、面接で成功するための準備と実践方法を詳しく解説します。

面接で想定される質問と答え方

まずは面接でよく聞かれる質問をリストアップしました。それぞれ答え方の例を挙げました。

これらをもとに自分なりの答えを用意しましょう。

具体例
  • Tell me about yourself and your experience. (あなた自身についてと、あなたの職歴について教えてください)
    • 自己紹介および自分の経験を簡潔にまとめます。
      例:「I have experience as a barista for two years in Japan. I’m passionate about customer service and enjoy working in a fast-paced environment.」
  • Why do you want to work here?
    • 応募先の魅力を具体的に述べます。
      例:「I love the friendly atmosphere of your cafe and your focus on high-quality coffee. I think it aligns with my skills and passion.」
  • What is your strength?
    • 自分の強みをアピールします。
      例:「I’m a quick learner and adaptable. For example, in my previous job, I learned how to operate new machines in just a few days.」
  • What is your weakness?
    • 弱みを正直に伝えつつ、必ず克服する姿勢を示し、ポジティブな答えにしましょう。
      例:「I used to struggle with time management, but I’ve been using a planner to stay organized, which has helped me improve significantly.」
  • Tell me about a time when you had to deal with a difficult customer.
    • 過去の経験を具体的に話します。
      例:「At my previous job, a customer was upset about a delayed order. I apologized sincerely and offered a free drink, which helped resolve the situation and left them satisfied.」

面接前に準備しておくべきこと

応募先のリサーチ

もし可能であれば、応募先を一度訪れ、そこのスタッフがどのように働いているか、また、自分に合っていそうかチェックすることをオススメします。

採用されてから、「思ってたんと違う…。」なんてことも全然ありうるので。

ただ、海外では「トライアル」といって、本採用されるまでの試用期間があり、採用する側、される側どちらかが、“Right Fit” ではないと思ったら、お互いに契約解除のようなことができる場合が多いので、そこまで心配はいらないかもしれません。

面接に備えて英語の練習

もしあなたがまだ英語に自信がない場合、面接で想定される質問集を用意し、それに対する回答を練習しておくことが非常に重要です。たとえ流暢に話せなくても、練習することで回答に慣れ、スムーズに答えられるようになります。

おすすめの方法
  • 予想質問リストを作る: “Tell me about yourself.”(自己紹介してください)や “What are your strengths and weaknesses?”(あなたの長所と短所は何ですか?)など、よく聞かれる質問をリストアップしましょう。
  • AIツールの活用: ChatGPTなどのAIを使えば、実際の面接をシミュレーションした練習ができます。質問をAIに入力し、リアルな面接官のようなやり取りを試してみましょう。

採用されるための秘訣:軽く盛るのはアリ!

まず、嘘は絶対ダメ‼︎です。 誤解のないように。笑

ただ、海外には「Fake it till you make it(成功するまでできるフリをしろ)」という考え方があります。

これは、いろいろな訳し方、捉え方がありますが、「自信がなくても、まるで自信があるかのように振る舞うことで、実際に自信を持てるようになる」とよく解釈されます。

ワーホリに来て、英語力に不安が…」「うまく接客できるか…」など不安があると思います。もちろん勉強や努力をして、改善していくのが一番ですが、職場で実際に経験することが一番の近道です。

考えてみてください。あなたが採用責任者で、面接や履歴書を渡しに来た時に、自信がなさそうな人を採用しますか?

なので、自分自身に自信を持ち、積極的にアピールすることが大切です。「軽く盛る」ぐらいの意識で自分の強みをより効果的に伝えましょう。

採用するかどうかは向こうの責任」ぐらいの気持ちでいるぐらいがいいかと思います!

まとめ

ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます!

海外での仕事探しは、慣れない環境や文化の違いで最初は戸惑うかもしれません。でも、その経験こそが海外で生活する醍醐味でもあります。そして、自分で行動を起こし、挑戦した先には必ず成長と達成感があります。

この記事で紹介した3つの仕事探しの方法を、ぜひ自分に合った形で実践してみてください。また、英語面接の練習やフォローアップのコツも活用し、採用率をぐんと高めましょう。

最後に、「行動する人にチャンスは巡ってくる」と僕は思います。少し勇気を出して一歩踏み出せば、きっと素晴らしい経験が待っていますよ!このブログを通して、少しでも皆さんのワーホリ生活が充実したものになることを願っています。

では、素晴らしい海外生活を!

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